お見舞い [にっき]
ちょっと前に、こんな記事を書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/chikakass/2005-11-18
今回は、↑の記事の本の話ではなくて
「近所のおばあさん・・・」ってとこからの続きの話です。
私の帰宅時間が遅かったり、おばあさんの家の電気が点いていなかったりで
あんまり訪問できませんでした。
もしかすると誰かの家に行ったままなのかしら?
久々に隣のヤマダさんを見かけたので聞いてみたら・・・
おばあさんは入院しているとのこと・・・。
病院の場所を聞いて、お見舞いに行きました。
おばあさんとは・・・チカカ家の家主さんです。
(チカカは裏庭付きの部屋を借りて住んでいます。)
おばあさんは結婚していないらしく、お子さんもいないみたいでした。
(離れたところに甥や姪が住んでいる、とのことですが。)
身の回りのことから貸家の管理から・・・1人でしていました。
詳しい話は端折りますが・・・
毎月お家賃を手渡ししていたのですが、先月から振込みすることになりました。
部屋を借り始めた時からもそうですが、私はお家賃を渡す時とか、
旅行のお土産を渡しに行く時とか・・・の月に数回しか
おばあさんに会いませんでした。
「振込みになると、さらに顔を見る機会がなくなるなぁ・・・」と思って、
このあいだ(↑)、お菓子のおすそ分けに出かけたのですが。
振込みが決まってから、しばらくして入院されたようです。
隣のヤマダさんが教えてくれた病院の場所説明がアヤシかったため
30分くらい迷って、やっとたどり着きました。
(最寄駅に同名の病院があったので、さらに迷った・・・)
おばあさんは、もともと細かったけど、もっと細くなっていました。
何か、もっと早く気付いて来れば良かったなぁ・・・
悲しいやら、後悔の気持ちやらで、ぽろぽろと泣いてしまいました。
噂では「ボケてる。」って聞いてたけど。
私が誰だかわかったのか、わからなかったのか・・・。
でも、持って行ったお花を見て、とてもよろこんで
何度も「ありがとう。ありがとう。・・・」と
そして、ずっと私の手を握っていました。
付き添いにいた人は、多分、雇われたヘルパーさんの1人。
ほとんど、おばあさんのことを知らないみたいでした。
黙っているのも、どうかな?と思って、
「うちの家主さんなんです。植物の世話が大好きで
家の周りも植物がいっぱいで私の植木も世話してくれて・・・」と話して・・・
入院して最初の頃は「退院したい。」って、ずっと言ってたらしいです。
「たくさん食べて体力を付けてくださいね。今度はゼリーでも持ってきますね。」
って言って部屋を出ました。
部屋を出たあと、苦しそうな声が聞こえたけど・・・
どうにも出来ない・・・と思って黙って帰りました。
どうなるんだろう・・・どうにも出来ないんだけど・・・。
何かしてあげたいけれど、どうしたらいいのか分からないですね。
切ない話です。
どなたか、身近な方がお世話してあげれればいいんでしょうが・・・
元気になってほしいですね。
by ちえちえ (2005-11-27 22:45)
チカカさん、優しいんですね ^^
チカカさんは、どうにもできないことなんて、ないですよ。
もう既に、できることをしていると思います。
そして、もし可能なら、時々お見舞いに行って差し上げるのが、チカカさんのできることなのではないでしょうか。
by ココロ (2005-11-27 23:39)
なんかツライですね~。チカカさん、優しい。おばあさんが元気になって帰ってきたときに、ホッとできるように、植物のお世話してあげてくださいね~。
by primo (2005-11-28 11:51)
できること、して差し上げたいな、と思えることを
その通りにただやっていくだけ、それが大切なんじゃないでしょうか。
時々、病気がひどくならないように祈って差し上げる、
植木のお世話を心を込めてする・・・・。
できないことを辛く思っても、
エネルギーは幸せのほうには向かっていかないんですものね。
その場その場で、自分の感じることを精一杯しているだけで、
何かの波動となっておばあさんに伝わるのかもしれませんし、
ご自分でも悔いを感じることがないでしょうし。
チカカちゃんがすぐさま病院に足を運ばれた、という
その心の行動がとても大事なことなんでしょうね。
話はそれますが、裏庭つきのお部屋なんていいでしょうね。
そこで、あんなふうに凝ったお料理に精を出していらっしゃるのね。
その姿が目に浮かびます。
おばあさんが心安らかに病院生活を送ることができますように、
私もチカカちゃんと一緒に祈っています。
by misa (2005-11-28 15:23)
みなさま、コメント&nice!ありがとうございます。
これらが、おばあさんの体力(?)になるといいなぁ。。。
ちえちえさん、
もっと身近な方がいたら、入院しなくて済んだかも、
なんて考えてしまいます。想像(妄想?)ですが。。。
ココロさん、
今頃、言っても遅いんですけどね、もっと早くにいろいろと・・・って思いました。
ほんと、ゼリーを持って行こうとは思っています。
primoさん、
恥ずかしながら、今まで、ずっと私の植木をおばあさんが
世話してくださってたのですよ。
去年の冬なんて、私のアロエの植木に、いつのまにか
ビニールがかぶせてあって・・・(温室のつもり?)
あとで、自分で温室にしてこようと思います。
misaさん、
そうですよね、おばあさんにどうにも出来ない代わりに、
私がここで出来ることを一生懸命するしかないように思いました。
あと、自分勝手な不安もついてまわるのですが、
それでも、やっぱり出来ることをするしかないんだなぁ・・・と。
長屋なので、庭は住人全ての分がつながっているのです。
私は他の人のところまでうろうろしませんが、
おばあさんは植木の世話で端から端までうろうろされてました。
出来ることをしながら、私もお祈りしようと思います。
by チカカ (2005-11-28 20:29)